2011/06/30

アンドロイドは電気羊の夢を見るか(2)

ネタばれを含むので嫌な人は続きを読まないように


2011/06/19

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?(1)

私がこの本を知るきっかけになったのは
ジャンプで連載していた「封神演義(作:藤崎竜)」の登場キャラである「王亦」が来ていたTシャツに
「デンキヒツジ」と書いてあったことです
このブログのサブタイトルの元ネタでもありますね。

いつか読もう、いつか読もうと思っている内に早10年
やっと読み終えました。

とりあえず作品の正式名称と作者をば
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか? 作:フィリップ・K・ディック 訳:朝倉久志 早川書房」

第3次世界大戦後、核戦争で荒廃した地球でアンドロイドを狩ることで生計をたてるリックが、
火星より脱走してきた8人のアンドロイドを処分することに・・・ というのが大雑把なあらすじ。

ちなみにタイトルの「電気羊」とはロボットの羊のことです。放射能で汚染された地球では,
生身の動物を飼うことが一種の「ステータス」となっており,高価な生身の動物を変えない者は
本物そっくりのロボットを飼ってまわりをごまかしているのです.

あらすじばかり語っていても仕方ないので、ここからはレビュー↓
注:一部ネタバレを含みます